年間テーマ「全ての子どものウェルビーイングを目指して」
11月号のコンセプトは「保育者のウェルビーイング」
『教育振興基本計画』に示された「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」をふまえて、社会全体で一人の人間としてどのように生きていくべきかを問われる時代となってきた。ウェルビーイングのための4つの方法を紐解いていくと、保育者として働く仕事の日常とぴったりと重なり合う。同僚とともに主体的に保育に向き合う中に、私たち自身の幸せがあるということを述べた。さらに、働き方改革や賃金、職場の人間関係といった「衛生要因」は退職する理由になっていくが、仕事の満足度を高めるものは「動機づけ要因」であることから、「こんな実践を追究してみたい」が実現できる職場作りを目指すことを示した。夢中になって生きる大人の一人として私自身を生きていくことが、保育者のウェルビーイングをつくり、子どものウェルビーイングにつながることを述べた。