「やってみたい」はどこから生まれるのかー子どもの主体性を育む環境のデザインー
全国国公立幼稚園・こども園長会『幼児教育じほう』
第54巻
第1号
「乳幼児期にふさわしい教育・保育」というテーマのもと、保育環境の重要性について論じた。主体的に学ぼうとする姿はもともと子ども自身が持っており、それが周囲の環境の中で立ち現れたり、現わせなかったりするという視点に立ち、保育環境の重要性を二点から説いた。一つは「選択肢の多層性がある環境」であり、もう一つは「面白さが拡散したり収束したりする環境」である。保育者に求められるのは、子どもが「やってみたい」と思える環境を、丁寧にデザインしていくこと、と結論付けた。