(学会抄録)脳卒中の急性期にせん妄発症した高齢患者の経過と転帰
第10回日本老年看護学会(於:栃木県 栃木県総合文化センター)
脳卒中の急性期にせん妄を発症した高齢患者のたどる経過と転帰を明らかにした結果、せん妄発症に付随する転倒・転落、ライン類の自己抜去、症状鎮静化のための薬剤使用の経験を持つ高齢患者は8割以上で、せん妄発症により発生したエピソードとADL低下および転帰についての関係は明らかではなかったものの、回復遅延につながると思われるエピソードを多くの高齢患者が経験していることが明らかとなった。本人担当部分:研究の企画、データ収集、分析共同発表者:菅原峰子、北川公子