滅菌条件の再考察
第23回日本環境感染学会:長崎
高圧蒸気滅菌機のバリデーションを実施し、滅菌物に応じた滅菌条件を設定する目的とした。滅菌実験の結果、高圧蒸気滅菌器の台車の最大積載量75 ㎏に対し、滅菌物の総重量は44 ㎏(約58.6%) の積載率とし、研究前より30%程度積載率を減らして実験を行った。その結果、滅菌データは135 ℃ 5~8 分 134 ℃ 5~8 分の総計80 回ともケミカルインジケータ(クラス) は全てにおいて滅菌保障レベルに達していた。著者:山住康恵