幻覚に対する　　impression
「（査読付き）」

統合失調症は精神疾患の中では、もっとも多い疾患である。その症状は、陽性 症状と陰性症状に分かれるが、中でも陰性症状である幻覚については、日常生活行動にも影響を及ぼしかねず、活動性の低下などの影響があり患者を日々苦しめる症状の一つである。その症状を理解することは、疾患にかかる以外に真に理解しうることが出来ない。そこで、精神看護学実習の学生に対し幻覚体験機を用いて幻覚の疑似体験をした。実施後のアンケートから患者を苦しめる幻覚への症状に対する理解が深まることが示唆された。
 本人担当部分：この論文は筆頭著者として研究の立案・実験の実施・結果の考察・文献の調査・論文の作成の全般を行った。
共同発表者：久保正子、櫻庭繁

日本看護科学学会
第24回学術集会
（於: 東京都）