学術論文

基本情報

氏名 久保 正子
氏名(カナ) クボ マサコ
氏名(英語) Kubo Masako
所属 大学 看護
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

発行又は発表の年月

2009/01

学術論文名

コンピューター版Trail Making Test実施中における前頭部皮質の血流増加の研究
(博士論文)

単著・共著の別

単著

発行雑誌等又は発表学会等の名称

岡山大学大学院

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概要

Trail Making Testは前頭葉機能、あるいは認知・遂行機能検査として広く使われている。“人間らしさ”という部分においての検査の定量的検査方法は希少である。近赤外線分光法(NIRS)は、非侵襲的に脳の酸素化ヘモグロビン、脱酸素化ヘモグロビンを測定する研究方法である。本研究では、大学生22名を対象にコンピューター版TMT遂行中の前頭部前部皮質のヘモグロビンの変化をNIRSを用いて測定した。酸素化ヘモグロビンの増加は、ニューロン活動の増加に伴う脳血流量を示しており、本研究の結果は、コンピューター版TMTが前頭葉機能検査として有用なことを示している。
A4判 全24頁