産後早期の母親への看護ケア効果の検証
平成22年度慶應義塾大学SFC研究所プロジェクト補助研究報告書
産後早期の女性の自律神経活動の変化やリラックス感についての実態を明らかにし、産褥期の母親へのよりよいケアの開発とそのケアの効果について述べた。産褥早期の女性の自律神経活動から交感神経活動が優位な状態となっており、緊張が高まっている可能性が示唆された。さらに、文献検討、臨床の専門家らとのディスカッションから、よりよい産褥期ケアを臨床現場に提案した。研究全体の統括、研究計画の立案、データ収集、データ分析、結果の解釈を担当した。共著者:竹ノ上ケイ子、中北充子