正常な産褥早期の母親への背部マッサージによるリラクセーション効果-自律神経活動および主観的指標の観点から-
「日本助産学会誌」23巻2号
産褥女性を対象に無作為化比較試験を行った。背部マッサージによるリラクセーション効果を自律神経活動および主観的指標の観点から検討した。結果、2群には有意な差は認められなかった。背部マッサージの効果の判定には至らず、安静臥床や睡眠による影響、産後における自律神経活動の個人差が大きいことが推測された。研究の総括、研究計画の立案、データ収集、データ分析、結果の解釈、論文執筆全てを担当した。pp.230-240共著者:中北充子、竹ノ上ケイ子