2014/06 ~ 現在
つくば国際短期大学保育科において担当した授業「造形的表現指導法」における『見立ての表現Ⅰ ちぎり紙による見立て表現』
ものを創造する上で「何かを別の何かに見立てる」という思考は造形表現において重要な役割を担っていると考えている。これは自身の彫刻制作活動、及び彫刻研究の経験から得た考えである。日本近代の彫刻家橋本平八等の作品にも顕著な例を見て取ることが出来るが、この「見立て」という視点の獲得と能力向上を目的とし、本教材として作成した。その1段階目として無造作に素手で破らせた画用紙のアウトラインから何かの具体的なイメージを生み出す課題を設定した。