組織の打診調査法(査読付)
『組織科学』
[著者]高橋伸夫、大川洋史、稲水伸行、秋池篤(共同研究のため本人担当部分抽出不可)[説明]本稿は、一つの組織を対象にして時系列的かつ定期的に調査を行うことで横断的調査では見えなかった事実が分かってくることを踏まえて、そのような長期に渡る定期的な組織調査法を医者の行う「打診調査法」にたとえて提唱した。その結果、先行研究で直接的因果関係があるとされた見通し指数と満足比率、自己決定度と満足比率の間の関係だが、後者については疑似相関である可能性が高いことが分かった。