Spurious correlation between self-determination and job satisfaction: A case of Company X from 2004-2013. （査読付）

Annals of Business Administrative Science.

［著者］
Takahashi, N., H. Ohkawa, N. Inamizu（共同研究のため本人担当分抽出不可）
［説明］
Ｘ社について毎年度1回のペースで行われてきた全数調査「Ｘ調査」の10年間で計13,019人のデータに基づいて、self-determination（自己決定）の感覚が高まると、job satisfaction（職務満足）も向上するというDeci (1975)の仮説の検証を行った。その結果、自己決定度は職位・職階に依存する部分が大きく、その層別分析では自己決定度と職務満足との間に一貫した正の相関が見られなかった。つまり、安定しているとされた両者の正の相関は、実は疑似相関であるという可能性が、強く示唆された。