教育方法の実践例

基本情報

氏名 稲葉 唯史
氏名(カナ) イナバ タダシ
氏名(英語) Inaba tadashi
所属 大学 建築・デザイン
職名 准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

年月日(開始~終了)

事項

共立女子大学:「建築・インテリア演習 I」

概要

目標:
学部一年生の最初の演習授業。建築・インテリアデザインの基本的考え方を理解する。家政学部の建築・インテリアデザイン学科として、そのソフトの部分「住まい方」から理解できるようにした。その中で「すまい」を考える上で重要なことは「すまい観」であるとしている。生活の場には四季の変化があり、年中行事があり、ハレの時とケの時とまたケガレの時があり、それぞれが巡りながら生活の流れを生んでいる。そして、人々によって育まれる生活の様々な「時」を支えるものが建築空間としての「場」であることを理解する。レクチャーと演習形式の講義を繰り返し、設計課題として、自分の「時と場」を空間として表現するという課題を「小空間」と「住宅」として二作品計画する。作品は、学生全員が履修者全員の前で発表、プレゼンテーションすることにより、自分の考えをまとめ、他者に伝える力を身につけることを目標としている。
成果:
身近な空間やモノ(家具・調度)、建築や街を具体的に5つのセンサー(五感)を通して感じ取り、内なるイメージを形成できるようになり、それを元に、そのあり方を考え、空間やモノに落とし込み、プレゼンテーションできるようになった。