CSRの重要性が叫ばれながらも一向に無くならない企業不祥事や企業が絡む不正などの事件が続き、企業に対する社会の信頼感を著しく損ねている。そのような経済社会で、まず企業が果たすべき責任は企業不信を払拭し、社会からの信用を得ていくことである。本稿では、CSRの概念と責任について検討し、企業の価値連鎖とCSRの関連、
CSRの実践プロセスなどについて考察した。
共著者:葛西和廣、成耆政、章大寧
本人担当部分:第2章 CSRの枠組みと責任の階層性(22-26頁)、第3章 価値連鎖とCSR(26-28頁)