今日、社会で多様性や包摂性が注目されている。これらは機械学習をはじめ人工知能の基礎や応用でも注目されている。本研究は、既存の多様性の指標を拡張し、類似度およびネットワークを考慮した新しい指標を提案する。提案指標により、あまり着目されていなかった多様性のより詳細な構造や、一種の包摂性を分析することが可能となる。この指標の有用性を検証するために、組織内の人々の比率やネットワークの在り方に対する選好について調査し、提案指標との相関を調べたところ、高い相関があることが確認された。本研究は今後、多様性や包摂性を考慮した人工知能を設計する際に活用できるであろう。