近年、オムニチャネル型プラットフォームの普及により、マーケティング戦略におけるカスタマージャーニーの重要性が高まっている。しかし、逐次的で複雑なデータ構造を持つため、代表的な行動系列の特定や戦略的活用は十分に確立されていない。本研究では、顧客ジャーニー分析のための三段階手法を提案する。まず系列間距離に基づき代表的行動系列を特定・可視化し、次に距離情報を用いて購買確率を予測する。さらに、反実仮想説明により購買確率を高める代替系列を提示する。実データ分析により、典型的行動系列および購買に重要な系列要素を特定できることを示した。