「金融商品」ディスカッション・ペーパーと日本基準-主な相違点およびその影響について-
中央経済社「企業会計」
Vol.49
No.7
IASCから97年3月に公表された「金融商品」ディスカッションペーパーでは、原則として、すべての金融商品(資産、負債)を時価評価することが提案されている。日本基準との対比では、①時価評価の対象となる範囲、②ヘッジ会計、③認識中止の条件の3つの論点において違いが最も顕著である。