「祇園南海『墨竹図』について」
第25回和歌山地方史研究会大会(於・和歌山市立博物館)
和歌山地方史研究会大会における口頭発表。近世初期文人画家の一人・祇園南海が制作した「墨竹図」について、本図がいかなる作品であるかを明らかにするとともに、その制作背景や、泉州佐野の豪商・唐金梅所との交流など、これまで近世美術において等閑視された部分に新たな光をあてた。