「祇園南海筆『墨竹図』について」
『和歌山市立博物館研究紀要』、和歌山市教育委員会
19号
近世初期文人画家の一人・祇園南海が制作した「墨竹図」について、本図がいかなる作品であるかを明らかにするとともに、その制作背景や、泉州佐野の豪商・唐金梅所との交流など、これまで近世美術において等閑視されていた部分に新たな光をあてた。