体幹部背面における上肢作業域の測定方法について
日本生理人類学会第86回大会(於関西医科大学)
衣類の着脱等の日常生活動作に関わる背面での上肢作業域を正確に測定する手法を検討した。被験者の精神的ストレスに配慮し、肌着の上に10cm方眼のシーチングを貼付した特製ベストを用いるベスト装着法にて実施した。健康な成人女性を対象とした実験により、背面における手指の移動軌跡を可視化した。本手法は、有痛性肩関節障害を持つ者のADL評価や、高齢者・障害者に配慮した衣類設計のための有効な測定手段となり得る。