海外進出企業の撤退に関する定量的分析―日本の食品関連産業の事例―(peer-reviewed)
日本農業経済学会論文集(農業経済研究別冊)、日本農業経済学会 pp.153-158
本稿では,日本の食品関連産業による海外進出企業の2002年時点に進出して2012年時点に撤退した企業について,ロジットモデルによる定量的な分析を行った。分析の結果からは,親会社との資本関係・人的関係や,親会社の技術的なネットワーク役割が企業の存続に貢献していることが明らかなり、すなわち国際経営のサスティナビリティには子会社と親会社の連携が貢献している。また,企業規模が大きいことも撤退の確率を有意に引き下げることも明らかになった。