著書

基本情報

氏名 茗荷 円
氏名(カナ) ミョウガ マドカ
氏名(英語) Myoga Madoka
所属 大学 文芸
職名 専任講師
researchmap研究者コード
researchmap機関

発行年月

2019/02

著書名

『日本語学』/特集書き言葉の敬語(vol.38-2)

単著・共著の別

共著

発行所

明治書院

概要

「女性手紙文の待遇性と性別性ー明治から平成までーJ を執筆pp.46-54
概要:近代の手紙文特有の敬語表現から、本文の文末文体、頭語と結語、脇付けを取り上げ、戦後から現代までの一部調査結果を加えた形で、これらの特徴や変遷を紹介した。女性特有の敬語表現が徐々に消滅しつつあるとした上で、結語「かしこ」だけは、未だ残存している唯一の伝統的な女性の書簡用語であること、また一度は使用が減少した時期もあったが、近年である平成20年代、再びその勢いが戻りつつあるとし、その理由として昭和末期から平成にかけて強く推進された男女平等化の揺り戻しによる女性性への回帰、電話やSNSの普及による手紙の社会的役割の変化などを挙げた。