講義形式の授業では教科書を使わず,学生の興味関心に合わせたトピックに基づく独自の資料を作成している。資料作成においては一部を空欄にし,授業内でスライド提示した際に自ら書き込む仕組みを導入している。書き込み作業のために,積極的に授業内容へ注意を払うようになると同時に,記憶材料を自ら作り上げることで,授業内容の定着を目指している。2024年度からは、授業後に小グループに分かれて「今日学んだこと」に関する1分間スピーチを実施している。この取り組みは、授業内容の振り返りを促すとともに、スピーチを意識することによる積極的な授業参加を促している。