子どもにとって善いアウトカムをもたらす「小児看護技術」を動画や写真であらわすのではなく、こどもにとっての最新のエビデンスに基づき、手術やポイントにこどもの看護の技を含む実践知を形式知として表す取り組みをした書籍である。
担当部分:第Ⅳ章検査・処置7与薬(pp.150-158)
こどもの与薬について、経口内服、坐薬について目的、プレパレーションの視点、必要物品手順について解説し、点鼻薬、皮膚吸収浸透薬に関する基礎的知識、家庭において医薬品の誤飲が多い課題から、家庭における事故予防について取り上げた。また、ケア場面の参考になるように坐薬を挿入する場面を取り上げ、4歳児と父親とのコミュにケーション場面を例示した。