計算機科学の中でも応用研究の傾向が顕著なウェブ関連研究を例に、当該領域における萌芽的研究の発展過程を分析する方法について検討した。2002年から2011年に開催されたWorld-Wide Webカンファレンスのセッションを取り上げ、プロシーディングペーパーのアブストラクトを用いたテキスト分析により、セッション間を接続するネットワークを生成する手法を提案した。提案手法により、萌芽的な研究と考えられるソーシャルネットワークやマネタイゼーション研究の発展過程を可視化し、その要因について検討した。(古川 貴雄, 森 薫, 有野 和真, 林 和弘, 白川 展之, 野村 稔)