世帯構成の違いによる高齢者の食生活への影響

日本調理科学会平成15年度大会研究発表要旨集（関東学院大学）

高齢者の「食事」にどのようなサポートが必要かを知るための手段として、世帯構成の違いによる高齢者の食事への満足度および調理担当者が高齢者への食事作りにおいて行っている工夫や配慮についてアンケート調査し、さらに、食生活調査、生活時間調査、生活活動量の調査を行った。その結果、食事への満足度については、高齢者の単独世帯、高齢者夫婦のみの世帯、三世代同居世帯のうち、高齢者夫婦のみの世帯が最も高かった。調理担当者は高齢者の好む料理を作ることに配慮・工夫していることが認められたが、それに対する満足度は高いものではなかった。
共同発表者：澤田崇子・塩谷知華・瀬戸美江　
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