学術論文

基本情報

氏名 瀬戸 美江
氏名(カナ) セト ヨシエ
氏名(英語) Seto Yoshie
所属 大学 家政
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

発行又は発表の年月

201704

学術論文名

大量調理時のCO2排出量の見える化および削減法の提案(査読付)

単著・共著の別

共著

発行雑誌等又は発表学会等の名称

日本食育学会誌

第11巻

第2号

開始ページ

209

終了ページ

217

概要

特定給食施設における調理時のCO2排出量に焦点を当て、調理時のガス消費量および電気使用量の測定を行い、測定値よりCO2排出量の算出をした。その結果、打ち出し鍋(小)を使用した火加減の調整と蓋の有無によるCO2排出量の比較では、鍋底火力・蓋ありでの加熱は、加熱時間は長いが、最もCO2排出量が少なかった。給食施設で主に使用されていた鍋6種とやかんの1分間あたりのCO2排出量では、いずれの鍋とやかんにおいても、強火全開の火力と比較し、35%から75%のCO2排出量を削減することが可能だった。献立作成時のCO2排出量は、「煮る」、「茹でる」、「揚げる」調理法では多い結果となったが、「炒める」調理法においては、少ないCO2排出量で調理することが可能だった。スチコン使用時のCO2排出量は、実習時間中、稼動させておくのではなく、使用するタイミングを考慮し、予熱をすることでCO2排出量削減に効果的であると考えられた。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
共著者:小池恵・鈴木彩葉・瀬戸美江