「葛藤の不在・・同化と異化のはざまで(5)・・」
『千葉県立衛生短期大学紀要』
在日韓国・朝鮮人2世・3世の20代前半の女性にインタビュー調査を行い、その・アイデンティティ形成を後付ける。事例研究。本論文で取り上げるのは、20才の短大生。「自然体」の両親、国際的な親戚、民族性豊かな祖母などに囲まれた環境で育ち、被差別体験や葛藤を持っていない。豊かな状況適応力と明るさを持っている。今後の課題は、民族性の表出も含めて、大人としての自立である。執筆者 福岡安則 辻山ゆき子 共同研究につき本人担当部分抽出不可能