「M.A.K.ハリデーの機能文法の理論と応用」

第１０４回英米文化学会例会

談話分析やテクスト言語学において多大な影響を与えてきたハリデイの機能文法は､社会の中で言語が実際にどのように使用されているのかという機能主義的視点により構築された言語理論である.ハリデイの基本概念のうち､主題論述関係､法､節と節の関係､新情報･旧情報､メタファーを取り上げて紹介すると共に､その概念を用い､数種類のテクスト(英語教材､学生の書いた作文､コーパス資料など)を分析した.本人担当部分:｢メッセージとしての節―主題論述関係｣共同発表者:英米文化学会第8分科会(談話分析研究)川口恵子､清時明美､鳥飼慎一郎､横山千枝子､平川敦子､谷憲治