その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 池上 公平
氏名(カナ) イケガミ コウヘイ
氏名(英語) Ikegami Kohei
所属 大学 文芸
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

翻訳書、学会発表、講演、作品等の名称

ルネサンスにおける集中式建築の理念について

単・共の別

単著

発行又は発表の年月

1997/01

その他の分類

学会発表

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

早稲田大学美術史学会西洋美術史分科会

概要

ルネサンスの建築において集中式という形式は建築家が等しく著しい関心を寄せたテーマである。その理由は集中式が神聖なる形態である円に由来することにある。ところで、この形式を実際に建築として実現したもの、また絵画などで一種の理想型として表現されたものをみると、ブラマンテのテンピエットを始め、何らかの形でウルビーノと関係があるものが多い。実際ウルビーノ宮廷では円形平面の墓廟が計画されるなど、集中式建築への関心が明かであった。ルネサンスにおける集中式建築の源泉のひとつがウルビーノであったと考えることができる。