文法の時間

至文堂

日本語を母語とする大学生が対象としたもので、「しくみ」と「はたらき」の2部構成となっている。第1部では、どのような部品によって文が組み立てられているのか、それぞれの部品の特徴やしくみについてとりあげている。第2部では、「しくみ」をふまえたうえで、文という構造物の中で、どのような部品がどのようなはたらきをしているかについて記した。日本語の文法をできるだけ体系的に理解できるように、また、日本語教育の場でも役立つように配慮されている。第７回「形容詞①」pp.60～67、第８回「形容詞②」pp.68～73、第20回「節①」pp.180～190、第21回「節②」pp.191～196、「参考①文法研究史」pp.261～270を担当。