学術論文

基本情報

氏名 佐藤 雄一
氏名(カナ) サトウ ユウイチ
氏名(英語) Sato Yuichi
所属 大学 国際
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

発行又は発表の年月

2012/03

学術論文名

「といえば」の主題提示用法

単著・共著の別

単著

発行雑誌等又は発表学会等の名称

『共立国際研究』29号

開始ページ

終了ページ

概要

引用形式「って」による主題提示についての考察をふまえて、引用形式という関連から「といえば」による主題提示について考察した。
 「といえば」は「という」の条件形であるが、その用法は「いう」が動詞として機能している用法(例:「ノー」と言えば、相手は不機嫌になる)が基本となっている。そこから派生し「いう」が動詞としての意味を失い「といえば」全体が複合辞として機能している用法(例:ミュージカルの本場といえばブロードウェーである)もある。
 本稿では、「といえば」が基本的な意味から派生し、主題提示をする複合辞としてどのような用法があるのかを分析した。