教育方法の実践例

基本情報

氏名 上淵 真理江
氏名(カナ) ウエブチ マリエ
氏名(英語) Uebuchi Marie
所属 短大 文科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

年月日(開始~終了)

 

事項

カウンセリング論の授業の工夫:学生のコミットを最大限に促し、カウンセリングの練習を頻繁に座席を指定変更することで、見知らぬ人に声を自分からかけ、苦手なタイプであっても信頼関係を構築する練習を促すようにしている。内向的・社交不安症・コミュニケーションが苦手な学生も半期の授業の後半では楽しくコミュニケーションをとれるように成長している。技法も各種取得させ、実践させ体得して頂く授業である。また体験だけではなく、テキストから理論と事例を学び、知識の取得も重視している。自分の対人関係・コミュニケーションを内省してもらい、就活面接への勇気に変換できる学生も多い。対人関係への希求がありながら、声をかけられない学生が多く履修し、履修が終わるころには、講義室は学生のロールプレイのおしゃべりでいっぱいになる。
教員の臨床実践の小話も毎回行い、守秘義務範囲内でカウンセリングの醍醐味、人と接する楽しさと工夫を伝えるようにしている。
視聴覚教材も多用し、DVDにより視覚的なカウンセリングの実際も学修してもらっている。また、コメディカルなどの援助職のDVDにより、医療現場のコミュニケーションについても学んでもらっている。日常のあいさつでもすぐ役立つ技法も取得してもらい、対人関係の改善や社会での活躍の土台になるように努力して授業を展開している。公認心理師・臨床心理士として現場で活躍している学生も育った。

概要