アスペルガー症候群の大学生との面接過程~フォーカシングを用いた関わり~
日本心理臨床学会第27回大会(筑波大学・茨城県つくば市)p.158
フォーカシングという比較的新しい心理療法を工夫して用いたケース研究である。アスペルガー症候群は、フォーカシングのような自分の身体や感情に注意をむけることが比較的苦手である。しかし、努力の結果、クライエント(患者)は自分の衝動性等の感情に注意をむけることができるようになった。