著者:藤井勉・上淵寿・山田琴乃・齋藤将大・伊藤恵理子・利根川明子論文全体にわたり、共著者がすべて関わっており、本人の担当部分を抽出することは困難である。
28th International Congress of Applied Psychologyで発表した内容を,論文にまとめたものである。内的作業モデル(人が愛着(他者との愛情関係)について心の奥に持つモデル)を,質問紙のように回答者が回答を意図的に改ざんできないような方法で,測定する仕方を開発した。そのために,GNATと呼ばれる実験的な手法を用いて,大学生70名を対象に研究を行った。次に,愛着に関連する語彙への反応を同じ研究参加者に対して実験によって調べ,その結果,このGNATで測定した内的作業モデルが,妥当なものであることを確認した。