境界性人格障害~acting outを行っても助かった!!~
共立女子大学文学藝術 第38 号 特集「客人] 「自由題」の領域のもとで提出 pp17-20
自傷行為を行ったが奇跡的に一命を取り留めた事例である。カウンセリング当時20代であった筆者が手探りで難易度の高いパーソナリティ障害のクライエントと面接を行ったプロセスと考察を記したものである。クライエントの恋人やアーティストとしての悩み、トラウマ等深刻な悩みが多かった事例である。陽性の転移感情や筆者の陽性の逆転移感情など、かなり濃密な面接であった。