ソーシャルワーカーとしての国家資格である。臨床心理士よりもより具体的援助(生活保護の手続き、家庭訪問など)もおこない「生活」を助ける役割もある。筆者は保健所のデイケアでは切符の買い方、料理の仕方、勧誘の断り方など、具体的な生活スキルを大切にし、メンバーさんが生きやすいように援助していた。現在は現実的な援助として、学生の単位や編入の相談、生活の過ごし方などを行っている。
2024年度からの福祉科目を前に、卒業年次の学生さんのためにも、授業内で「福祉領域」の内容の知識、筆者の保健所、病院デイケア、福祉支援センターでの実践、ボランティアとしての施設への心理支援などの実践の内容、精神保健福祉士としての研修落とし込んで、教育を行っている。