ファストフードに対するスローフードと同様に、スポーツにおいてもスロースポーツの健康づくり上の意義が問われている。スロースポーツとしてウォーキングをとりあげ、ウォーキングによる健康づくりを提案した。内容は、東京都内の健康センターでの事業評価であり、ウォーキング12週間プログラムの効果、肥満セミナーにおけるウォーキングの果たす役割、地域の健康づくり支援環境としてウォーキングの環境に関する全国調査結果である。結論としては、ウォーキングは様々な意味で健康づくりに有用であり、それを広めるには更に地域の支援環境づくりが大切であるとした。