各種肥満の指標の中で、どの指標が冠動脈疾患危険因子との関連が大きいかについて検討した。対象は地域の健康センターを受診した男女であり、検討した肥満指標はウエスト、ウエストヒップ比、ウエスト身長比、体脂肪率、BMIであった。検討した冠動脈疾患危険因子は高血圧、高脂血症、糖尿病であった。その結果、冠動脈疾患危険因子との関連が大きい指標はウエスト値あるいはウエスト身長比であった。ウエストは健康診断において簡便に測定できる指標なので、積極的に健康管理に適用すべきである(p89-102)(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)。共著者:李廷秀、川久保清