その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 宮武 恵子
氏名(カナ) ミヤタケ ケイコ
氏名(英語) Miyatake Keiko
所属 大学 家政
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

翻訳書、学会発表、講演、作品等の名称

Study on Style of Kawaii Fashion (5th Report)ーAnalysis of the current situation in Japanー

単・共の別

共著

発行又は発表の年月

2019/09

その他の分類

学会発表

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

第21回 日本感性工学会大会

概要

本研究では,業界環境の変化を踏まえ,日本の今のかわいい・kawaiiファッションを論述することを目的とする.ここまでの先行研究において明らかになったかわいい・kawaiiファッションの包括的な概念を基に, 現在のファッション現象を捉えながら実態を導き出す.本分析結果から,雑誌のコンセプトによる表現の違いはもとより, 微妙なテイストの違いで提案しているスタイルは,消費者の視点からもその違いは伝わっている仮説が示唆された. 
 また,本研究を通して日本の今の流行現象を鑑みて考察すると,かわいい・kawaiiファッションのクラスターは6つに分類できると推測している.かわいいは, 『sweet』のようなイメージのフェミニン・ガーリー, 『nonno』『CanCam』のようなナチュラル・きれい, 『ViVi』のようなガールズ・カジュアル, 『mini』のようなボーイズ・ストリートの4つのグループである.一方,kawaiiファッションは,先行研究で明らかになっている『tulle』のようなロリータファッションと『FRUiTS』のような原宿系kawaiiファッションである.今後は,被験者を増やして,前述した6つのクラスターの実証を行うことを計画している.同時に,かわいい・kawaiiファッションの類型化を課題としたい. (宮武 恵子,Peeraya Sripian,大倉 典子)