雨仕舞の名デザイン
学芸出版社
建築を設計する上に置いていつも悩まされるのが「雨のみち」です。雨漏りを考えると「雨のみち」は樋に象徴されるようにファサードに現れ、ファサードの良し悪しを決定します。この本は設計する上において「雨のみち」(雨の処理方法)をファサードデザインのひとつとしてポジティブに捉え扱うために、優れた国内外の39の事例から雨の導き方、収め方の手法をスケッチと図面で紹介しています。紹介する事例からは、現代でも十分に活用できる古びない「雨のみち」=雨仕舞いのアイデアを学ぶことができます。