文芸学部「文芸メディア基礎演習」では,その一部でコンピュータプログラミングを行っている。コンピュータプログラミングを初めて行う学生がほとんどで,その「こつ」をつかんだ学生とそうでない学生との間に進度の格差が生じる。課題を早くこなした学生の理解度を確認した上で,その学生に「その場限りのティーチングアシスタント」になってもらい,進度の遅い学生の指導にあたらせた。TA学生にとっては自らの言葉で相手に理解してもらう訓練となり,指導される学生にとっては同時期に学習を始めた学生に指導を受けることが理解を早める良いモチベーションとなっている。