文芸学部八王子演習室のパソコンは,導入後にインストールした「重いソフトウェア」がスムーズに動作しないという問題を抱えていた。この問題を解決するためにメモリ増設を計画したが,普段使用しているパソコンの内部がどうなっているのかを学生に理解してもらうため,文芸学部「文芸メディア基礎演習」の授業にて学生自身の手によってメモリ増設作業を行わせた。単にメモリ増設を行うのではなく,他の重要部品(CPUやHDD等)の解説をしながら行うことで,パソコン内部全体についての理解を深めた。特に,パソコンの「脆さ」について理解させることができたことは有効であった。