図書館員と図書館利用者の「接触」
研究叢書(共立女子大学総合文化研究所発行) No. 23
コンピュータネットワークを介して資料を検索・閲覧できるディジタル図書館が発展すると,図書館員やレファレンスサービスは必要なくなるのか。ディジタル図書館と社会との関わりを説いた先人の著書,ディジタル図書館研究者の言葉,人間同士のコミュニケーションを行うネットワークアプリケーションの検証などを行いながら,この問題の答えを探る。結果,現在のコンピュータ技術で図書館員やレファレンスサービスの完全な代替は難しく,今後も必要であるとの結論に達した。p. 153~188