(研究ノート)清代六部の胥吏と司官(1)
『共立国際文化』第18号
p.97ーp.115。帝政時代の中国には、正規の官僚のほかに、正式の俸給を一切もらわず、手数料によって生活しながら、役所の実務を司る「胥吏」といわれる階層が存在した。彼らと官僚との関係、その世襲制と徒弟制、株の売買、地方性などを検討した。