学術論文

基本情報

氏名 岸田 泰子
氏名(カナ) キシダ ヤスコ
氏名(英語) Kishida Yasuko
所属 大学 看護
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

発行又は発表の年月

201207

学術論文名

日本と台湾の青年期女性の月経随伴症状への対処行動および月経に関する教育の比較

単著・共著の別

共著

発行雑誌等又は発表学会等の名称

母性衛生,53(2),pp358-366

 

 

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概要

日本と台湾の月経に関する教育と月経随伴症状への対処行動を知り、それぞれの国での女性へのサポート、健康教育のあり方を検討することを目的として、日本と台湾の青年期女性を対象に無記名自記式質問紙調査を行った。学校における月経教育開始時期は二国とも小学校4年生で、日本では月経のメカニズムの学習が主であり、台湾では月経中の対処行動や自分の身体への関心を高める教育が行われていた。また日本では学校、台湾では家庭による月経教育が主で、家庭の中で月経についての話を日常的に行っているか否かという二国間の文化習慣の違いがあった。そして日本では、台湾に比べ、月経中に否定的感情が強いという結果から、精神面への対処行動の教育が必要であり、台湾では月経随伴症状に対する具体的で効果的な対処行動の知識を習得できる月経教育が必要であることが示唆された。
(9頁)
(共同研究者:許靜秋,齊藤しおり,岸田泰子)
担当部分:共同研究につき本人担当部分抽出不可能