慢性疾患の子どもの家族が子どもの学校生活について思っていること、望んでいることを明らかにした研究である。1型糖尿病の子どもの親15名と食物アレルギーの子どもの親4名に対するグループインタビューを実施し、民族看護学の手法を参考に分析した。
結果として、病気のことを正しく理解してほしい、子どもの安全を守るためには、統一したルールを基盤としたうえで、子どもの個別性や成長発達に伴う変化に対応してほしい、慢性疾患の子どもをわかろうとする姿勢を見せてほしい、というテーマが抽出された。
◯金丸友・三池純代・杉本晃子・飯村直子・西田志穗・吉野純・原加奈・西村実希子