シルエッター写真からの高齢女子年齢層別体型特徴の把握

日本繊維製品消費科学会　2010年年次大会

65歳～79歳の高齢女子96名を対象に人体計測及びシルエッター計測を行い、高齢女子の体型の変化を観察した。その結果、加齢に伴い上半身が有意に前傾し、それに伴って前腋点高が後腋点高より低くなることがわかった。年齢的には72～73歳がその境界年齢であり、以後急速に前傾傾向が進むと考えられた。　（呉ひぎょん，丸田直美，磯崎明美，廣川妙子）