マスクの着用は顔の大部分を隠すため、顔の表情から感情を把握することが困難になり、人々の円滑なコミュニケーションを阻害している。本研究では、マスク着用時の感情伝達を補助するスマートファッションアクセサリの使用機会やハードウェアを考慮して、イヤリング・ヘッドバンド・チョーカーを統合したデザインとした。イヤリング部分には,帽子型多色発光LED にSLA方式3DプリンタでUV硬化樹脂を成型したシェルを組み合わせて作成した。作成した、その統合型スマートファッションアクセサリについて、その心理的効果の測定を評価を行った。(石内 順子, 甲斐 咲帆, 古川 貴雄, 村瀬 浩貴)