本研究では,ソーシャルディスタンスを維持しながら、遠隔の触覚コミュニケーションにより親密感や安心感を生成するための被服をデザインして実際に制作した。他者との距離に応じて空気圧アクチュエータによりゴム風船を膨張・収縮させることで,遠隔の触覚コミュニケーションを実現する方法を検討してプロトタイプを開発した。実際に、距離計測・制御システム系の電気回路と空気圧アクチュエータのエアフロー回路からなるシステムを構成し、ウェアラブルソーシャルディスタンスキーパーとして実装した。(安藤 美沙子, 高梨 佳惟, 甲斐 咲帆, 古川 貴雄)