『エスニック・ワールド――世界と日本のエスニック社会』

明石書店

国境を越えたグローバルな移住，また国境の移動により周縁に追われた人々，これらのエスニック集団の姿を解説し，ホスト社会と接触し影響しあうエスニック社会のダイナミズムを描いた，エスニック地理学の入門書である。　全257頁　編者：山下清海
共著者：飯田耕二郎，石井久生，大石太郎，大島規江，加賀美雅弘，片岡博美，澤宗則，杉浦直，千葉立也，手塚章，杜国慶，仁瓶尊明，福本拓，南埜猛，矢ヶ崎典孝，横山智，吉田道代　
本人担当部分：3（4）「スペインのエスニック社会（pp. 138-148）」を担当。
スペインの周縁部に存在するエスニック集団であるガリシア，バスク，カタルーニャ語話者について，その歴史と分布の特徴について解説した。